肝臓外来


専門医として肝疾患全般を対象に適切な診断と治療を行います

*当院は大阪府肝炎専門医療機関に指定されております。

豊富な臨床経験を持つ日本肝臓学会専門医が、最新の診断機器を駆使し、病気の早期診断・早期治療に努めます。また肝臓がんの治療など高度な医療が必要な場合には、信頼できる提携病院へ速やかにご紹介いたします。
当院は、ウィルス性肝炎に対するインターフェロン治療についても豊富な経験と実績があります。B型肝炎、C型肝炎の他、健診で肝機能に異常があった方、身体がだるいと感じている方はぜひご相談ください。

対応疾患

  • 肝臓機能障害
  • 脂肪肝
  • 慢性肝炎
  • B型慢性肝炎に対する最新治療
  • C型慢性肝炎に対する最新治療
  • 肝硬変
  • 肝臓がん

肝臓病の検査について

肝臓病の診断は、問診に始まります。これまでにかかったことのある病気(既往歴)、家族に肝臓病の人がいないかどうか(家族歴)、輸血を受けたことがあるか(輸血歴)、今服用中のお薬についてなどを確認します。
血液検査にて、肝臓病の原因を調べたり、肝臓病の程度(重症度)を評価します。
また、腹部エコー検査にて、肝臓の形態、肝硬変や肝腫瘍の有無などを調べます。肝臓病は、胆管・胆嚢・膵臓などの病気から肝障害が発生することもあり、あわせて状態を把握します。
以上のような検査を行ったうえで、肝臓病の原因や程度を評価しご説明します。さらに、CT検査やMRI検査などの精密検査が必要かどうかも判断します。

C型肝炎について

インターフェロン治療は、C型慢性肝炎の原因治療となる有効な治療法でしたが、副作用が強く、特に1型のウイルスに対する効果は十分とはいえませんでした。平成26年から経口治療薬(DAA製剤)が順次保険収載されるようになり、使用開始されています。 経口剤を3~6ヶ月内服するだけで、90%以上の有効性があり、副作用も少なくなっています。高齢者や肝硬変(代償期)の患者さまでも使用できるようになりました。DAA製剤は高額な薬ですが、治療医療費助成制度もありますので、ご相談ください。なお、当院にても肝炎治療受給書申請可能です。

C型慢性肝炎の治療に関しては、以下のHPをご参照ください。

・なるほど肝炎 https://www.naruhodokanen.jp/
・肝炎Zero http://www.kanenzero.jp/index.html
・肝炎情報センター http://www.kanen.ncgm.go.jp/index.html
・知って肝炎  http://www.kanen.org/